「竹原流」に終止符…混乱招いた代償大きく

 簡単に言ってしまえば強引すぎたのが最大の原因と思いますよ。
議会があるわけで議員だって民意で選ばれているわけですよ。市長が何でも専決処分してしまうのでは
なくお互いを尊重し合わないとただ要らぬ混乱を産むだけだと思いますけど。で、その結果が落選では
本末転倒もいいところですよ。
名古屋も同じような構図だけど大丈夫ですかね。

ではでは。ノシ

 議会を開かず専決処分を繰り返し地方自治の根幹を揺るがした「竹原流改革」の是非が問われた鹿児島
阿久根市の出直し市長選。

 16日の投開票で、3選を目指した前市長・竹原信一さん(51)は敗れ、市長解職請求(リコール)運動を
進めた新人の西平良将さん(37)が当選した。

 竹原さんは午後8時頃、事務所に到着。午後9時15分頃には、専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏も
着いた。

 事務所にいた支持者の無職男性(73)は「残念でならない。阿久根はこれでダメになってしまう」と肩を
落とした。

 竹原さんは昨年12月の住民投票で失職した後も、バイクで市全域を回り、一人でチラシ約9000部を配っ
た。告示後は「自分のファンばかりに訴えても意味がない」と集会はほとんど行わず、選挙カーで市内を
回って、公務員の厚遇批判などを展開した。

 一方で、議会を開かず、専決処分を繰り返す手法に、支持者からも「法を破るべきではない」と批判の
声が上がり始めた。こうした状況に、竹原さんは「(専決処分の)手法ばかり取り上げられ、どんな改革を
行ったかが伝えられていない」と訴えたが、市政の混乱を招いた代償は大きかった。
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110116-00000632-yom-pol)