2016年五輪 東京の夢砕かれる 都庁大会議場にどよめき

 結果から言えば最悪なんでしょうか。
私の当初の予想としては、
日本は2008年に北京でオリンピックを開催したばかりで2016年にまたアジアというのも少し難しい
ような気もしていました。

アメリカは過去アトランタ・ロサンゼルス(2回)・セントルイスと計4回開催していますので5回目となると
よほど目玉にならないと少し難しいかと。

スペインについては北京の前が同じヨーロッパのギリシャでしたが可能性は無きにしも有らずという感じ
ではありました。

ブラジルについてはあまり予想をしていませんでした。予想が出来なかったという言い方の方が正しい
かも知れません。ただ、南米では1度も開催されたことがないので可能性は十分にあるとは思いましたが
この中では治安がどうかという懸念もありました。

結果、投票2回目で落選し、ブラジルのリオでの開催が決定となりました。
安易に2020年も目指せとは言いませんが、可能性は0ではない訳ですから。
まあ、生きているうちに1回は実施されて欲しいです。

ではでは。ノシ


 52年ぶりに描いた東京の夢は、世界の強豪の前に打ち砕かれた。コペンハーゲンで2日開かれた国際
オリンピック委員会(IOC)の総会。2016年夏季五輪の招致を目指した東京は2回目の投票で落選し、64年
以来2度目の開催はならなかった。「最後まで票が読めなかった。国際舞台での招致競争がこんなに厳し
いとは」。関係者は悔しさをにじませた。

 開催都市決定の瞬間を見届けるため、東京都庁(新宿区)の5階大会議場で開かれた集会。都の幹部職員
や協賛企業、競技団体の関係者ら約800人が集まった。参加者の視線は、IOC総会の実況中継を映す大型
スクリーンに集中する。

 日付が変わった日本時間の3日午前0時29分、2回目の投票でIOCのロゲ会長が落選都市の名前を
「TOKYO」と告げると、会場はどよめいた。「本当なの?」「残念だ」。わずか4分前、1回目の投票を
通過し、会場が拍手に包まれたばかりだった。

 最前列で祈るようにスクリーンを見つめていたゲストのアスリートたちは、黙って唇をかみしめた。
五輪招致委員会副会長を務める佐藤広副知事は「一生懸命活動をやり尽くした。この熱い思いは今後
いろんなことに役立つ」と招致活動の関係者をねぎらった。そして「これだけの人が東京での五輪開催を
願ってくれている。このことは、間もなく帰国する知事にも伝えたい」と話した。

 都庁1階の玄関に置かれている掲示板には、開催都市決定までの残り日数を示す数字が電光表示されて
きた。7月31日の「あと63日」から始まった数字は、2日に「0」になった。「数字がひとけたになった
ころから、いよいよだという実感がわいてきた。カウントが進むにつれ、もうこれは勝ちを取りにいく
しかないという気持ちになったのだが」と都職員は振り返った。

 東京タワー(港区)で五輪招致支援組織「サポーターズクラブ」(会長・デザイナーの山本寛斎氏)が
開いたイベントには、野球解説者の古田敦也さんをはじめ約300人のサポーターが集まった。東京の
落選が決まると「えーっ」「天国から地獄だ」と悲痛な声が上がった。しかし山本会長が「2020年に
チャンスがある。もう一度挑みましょう」と呼びかけると、拍手がわき、全員で「エイ、エイ、オー」
と拳を突き上げた。

◇五輪開催立候補都市の投票結果
         1回 2回 3回
リオデジャネイロ 26 46 66
マドリード 28 29 32
東   京 22 20 -
シ カ ゴ 18 - -
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091003-00000003-maip-soci)
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091003-00000004-maip-spo)
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091003-00000781-reu-spo)