<リビア>カダフィ大佐が退陣拒否 国営テレビで演説

 民主化の動き止められないでしょう。
エジプトでムバラク政権が倒されその余波は隣国へ広がっています。独裁政権下である国では今こそ立ち
上がるときだと言わんばかりに独裁政権打倒の動きが広まっています。長期政権であるカダフィ大佐
打倒の1つになっており、民衆が動きを見せている矢先に空爆などという卑劣な行為で弾圧を始めていま
す。これに対し各国からは非難の声が出ております。民衆の後押しになるとは思いますが果たして打倒で
きるかどうか・・・ですね。

ではでは。ノシ

 北アフリカリビアの最高指導者カダフィ大佐は22日、国営テレビで演説し、「リビアは私の国だ。
国は離れない」と退陣を拒否した。大佐は地方自治評議会の設立を表明した。地方自治体に予算など権限
の一部を移譲する方針とみられるが、カダフィ体制に反対するデモ隊の不満は収まらず、反政府活動に逆
に火を付ける可能性が高い。

 激しい武力弾圧にもかかわらず、反政府デモは継続し、東部のいくつかの都市は反政府勢力が支配下
治め、ベンガジでは既に衝突が収まっている模様だ。米CNNによると、同国東部で反政府勢力は秩序安
定のため委員会を設置。指導者を名乗る者は「軍の大部分が反政府勢力に加わった」と話した。ロイター
通信によると、東部トブルク郊外の兵士は「もはやカダフィ大佐は支持しない。東部は政府のコントロー
ル外だ」と語った。

 また、混乱を受けてベンガジトリポリなど複数の貨物港が閉鎖された。中東の衛星テレビ、アルジャ
ジーラによると、国内の広い地域で通信が遮断されているという。

 中東の衛星テレビ、アルアラビーヤによると、15日夜以降の政府の武力弾圧などによる死者は800人に
上るという。また、国連安全保障理事会は22日、リビア情勢について協議した。

 一方、ペルシャ湾の小国バーレーンの首都マナマで続いていたイスラムシーア派住民による反政府デ
モは22日、これまでの参加者を上回る数万人規模に達した。事態収拾を図るハマド国王が21日、シーア派
政治犯の釈放を命じたが、デモが収まる気配はない。政府に抗議して多くの公立学校や一部の病院、工場
などで労働者が相次いでストライキに入り、社会的影響も広がっている。

 イエメンでも数千人規模のデモが発生した。
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110223-00000004-mai-int)