大西洋クロマグロ禁輸案を委員会で否決

 まあ、とりあえず一安心ですか。
賛成国の20も日本叩き好きの国やあまり食文化に関係ないところでしょうから、再投票を行ったとしても
棄権国を取り込んでも可決はかなり難しいのではないでしょうか。
しかし、いずれかは厳しい制限などを受ける可能性は大きいでしょうし、従来より捕獲量を減らしている
かも知れませんが、今後も対策を続けていく必要かと思います。

ではでは。ノシ

 カタール・ドーハで開催中のワシントン条約締約国会議は18日、第1委員会で大西洋・地中海産クロ
マグロの国際商業取引を原則禁止するモナコ提案について協議し、採決の結果、反対多数で同提案は否決
された。日本が反対していたクロマグロの禁輸措置はひとまず回避された格好だ。

 採決では、投票国の3分の2以上が賛成すれば可決される規約になっている。投票国のうち賛成は20カ国
にとどまり、68カ国が反対、36カ国が棄権に回った。

 ドーハからの情報によると、第1委員会ではこの日、欧米諸国がモナコ提案を支持する中、日本や中東諸国が反対を表明した。リビアモナコ提案への反対を表明後、採決を求める動議を提出。猶予期間を
設けるなど条件付きでの禁輸を求めた欧州連合(EU)の修正案が否決された後、モナコ案も否決された。

 クロマグロの禁輸案をめぐっては、米国やEU(加盟27カ国)、スイスなどが賛成に回り、日本は窮地に
立たされていた。ただ、自国漁業への影響を懸念したオーストラリアや韓国、中国などが日本に同調。
さらにEU内にも足並みの乱れが出ていたことから、日本をはじめとする禁輸反対側の陣営は早期採決が
有利に働くと判断、この日の採決に持ち込んだ。

 クロマグロを漁獲していない地中海の小国モナコは環境団体と連携し、昨年7月、大西洋・地中海産
クロマグロは乱獲のため絶滅の恐れが強いとして、国際商業取引を全面禁止するワシントン条約付属書1
への掲載を提案していた。

 委員会での決定は、最終日の25日までに開かれる本会議での承認をへて最終決定する。禁輸支持国から
再投票を求める動議が出される可能性もある。
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000611-san-bus_all)
参考(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1441589.html)