中川氏が生きてたら…偲ぶ会で“売国”政権に批判続々

 もう、亡くなられてから一年が経ったんですね。
中川氏が今居たら売国奴政権に対しどう思われるでしょうか。ほんと惜しい方を無くしたと思いますよ。
安倍元首相、麻生元首相には一層頑張って欲しいですが政権交代でもしないと難しいかなあ・・・。

ではでは。ノシ

 昨年10月に急死した中川昭一元財務・金融担当相(享年56)を偲ぶ会が28日夜、都内で開かれ、政界や
官界、財界などから1000人以上が集まった。希代の保守政治家を慕う人々からは、沖縄・尖閣諸島沖での
中国漁船衝突事件で「弱腰外交」を続ける菅民主党政権に対し、厳しい言葉が聞かれた。

 まず、中川氏を財務相に抜擢した盟友の麻生太郎元首相は「中川氏の『IMF(世界通貨基金)に10兆円
を出す』という決断が、リーマン・ショック後の世界経済の混乱を相当食い止めた。いい仕事をしたとき
は、マスコミは評価すべきだ」といい、こう続けた。

 「尖閣のような、ふざけた話が起きたときは、『日本の国を売るようなことは止めるべきだ』と大きな
声で批判すべき。中川氏が生きていたら、もっと大きな声で言っていたでしょう」

 会場からは「そうだ」「その通り!」という掛け声と、大きな拍手がわき起こった。

 もう1人の盟友である安倍晋三元首相は、中川氏が東シナ海ガス田問題で、中国と決然として交渉を
したことを、こう披露した。

 「中川氏は経産相時代、『共同開発に乗らないなら、日本として工区を設定する』と中国に宣言し、
現に(日本の帝国石油に)試掘権も与えた。日本政府として『本気で掘るぞ』『絶対引かないぞ』という
強い姿勢を見せたことで、中国は初めて交渉のテーブルに着いた。今、中川氏が生きていたら…残念で
ならない」

 自民党谷垣禎一総裁も「彼は亡くなる直前、『日本が危ない』と訴えていた。そう危惧していた状況
がいま、現実となりつつある。中川氏にしかられないよう、日本のために気合を入れて頑張りたい」と
語った。

 このほか、父・一郎氏時代からの付き合いという、読売新聞グループ本社渡辺恒雄会長も、菅内閣
外交無策や経済失策を意識したのか、「今、日本の政府に、外交や安保、財政で政策がどこにあるのか。
全く見当がつかない」と発言。

 拉致被害者家族会の横田早紀江さんは、中川氏の拉致問題に対するブレない姿勢と被害者家族への優し
さに触れた後、「中川氏の心をつないで、この国を立て直さないと。日本が毅然とした方向になってほし
い」と語った。

 中川氏は昨年9月、結果的に最後となったメッセージを自身のHPにこう記している。

 「『保守』とは守るべきものを守り、保守すべきために改革する。そして国民の活力に期待して成長の
ための戦略を描く。日本を守り、真の意味で国民を守るかを真摯に議論してほしい。心ある国民はそれを
是非応援してほしい。さもなければ、日本は世界の中で埋没しながら自壊していく」

 1年後、中国の恫喝に屈伏する、わが国の姿を予期していたのか。
参考(http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-zak20100929014/1.htm)