小沢元代表強制起訴 「やましくない」 全面対決の構え

 ついにキター。
念願というかようやく起訴されました。国民を舐めきった汚沢に対し裁きの場に立たせたことは大きな
一歩だと思います。ただ、有罪になる見込みはかなり難しいかも・・・。どちらにしても今後に注目です。

ではでは。ノシ

 「国民、同志の皆様にご心配をおかけしていることをおわび申し上げます」。31日に政治資金規正法
違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告(68)はそう述べる一方、「何一つ私自身や
ましいことはない」と改めて潔白を主張した。弁護団とともに全面的に争う構えの元代表に対し、検察官
役の指定弁護士は有罪立証に自信を見せる。市民の判断によって政界の実力者が裁かれることになった法
廷で、激しい攻防が始まる。

 小沢元代表は31日夕、衆院第1議員会館内で十数分間、報道陣の取材に応じた。冒頭に謝罪後、自身の
見解を書いた紙に時折視線を落としながら「1年余にわたる徹底した捜査で不起訴になった」と従来の
主張を改めて繰り返した。その上で「(強制起訴は)検察の起訴のように有罪の確信があって行うのでは
なく、法廷で白黒をつけるために行うと当の検察審査会自身が述べている」と、検察による起訴とは違う
と強調した。

 報道陣から党執行部による離党勧告などが行われた際の対応について聞かれた際にも同様の発言を繰り
返し、「今後も民主党議員としてやってまいりたい」などと離党や議員辞職を否定した。

 取材に応じる間、小沢元代表は囲むような形で質問をした記者に顔を向けながら話をするなど、余裕を
うかがわせるような表情に終始した。「今後、裁判が始まると、執行部入りや政府入りができなくなるの
では」との趣旨の質問には、想定外だったのか「執行部入り?」と聞き返しながら苦笑する場面も。た
だ、記者から「(強制起訴も)起訴は起訴で、離党すべきだとの声もある」と問われると、一瞬不機嫌な
表情に。「大方の法律家も一般の方々も検察による起訴とは違うと認識している」と反論した。

 別途会見した小沢元代表の弁護人・弘中惇一郎弁護士(65)は「今回の起訴は検察側の起訴基準と全く
異なる基準でなされたのは明らか」と無罪判決に向けて自信を見せた。

 弘中弁護士はロス疑惑薬害エイズ事件、郵便不正事件など社会的に注目された事件で無罪判決を得た
ことで知られる。会見では「検察が『有罪間違いなし』と起訴したものでも崩れる。検察審査会は、検察
が調べたことの一部である調書だけをもとに起訴議決をした。『裁判で白黒つけよう』という考え方は
人権の面から見ても大変疑問」と、検察審査会を批判。今後、弁護団を増員して弁護活動に当たる方針を
明らかにした。

 小沢元代表が融資の申込書類に署名した点などを指定弁護士側が「偽装工作」として有罪立証の根拠に
するとみられることについては「具体的な主張がない時点で個別のことは申し上げかねる」と述べるにと
どまった。
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110201-00000006-maip-soci)