津川雅彦、号泣「死んだとはまだ思えない」

 色々と訃報が続きますね。
TVを見ていたら字幕が出たので驚きました。体調が良くなかったのは知っていましたが、入院されていた
とは。弟である津川雅彦氏もこれからもっと一緒にやっていこうと思われていたでしょうに・・・。
ご冥福をお祈りするばかりです。

ではでは。ノシ

 俳優、長門裕之さん(享年77)の訃報を受け21日夜、弟で俳優の津川雅彦(71)が都内にある長門さんの
自宅前で会見した。最期を看取ることができなかった津川は「死んだとはまだ思えない」と苦しい胸の内
を吐露。芸能界の良きライバルで良き理解者だった兄を「厳しい兄貴だった。70歳を過ぎて、やっと仕事
の中で協力し合える良い関係になってたのに…」と涙ながらに振り返った。

 死に目には会えなかった。長門さんはこの日の昼頃から意識がなかったといい、津川のもとに危篤の連
絡が届いたのは午後3時過ぎだった。

 「もう少し待ってくれ」。必死に医師を説得した津川だったが、「もうかわいそうだから…」と医師は
心臓マッサージの手を止めた。無言の兄と再会したのは、病院のベッドの上だった。

 「とても安らかな顔をしていたよ。死んだとはまだ思えない。踏ん切りがつかない…」。津川は目を赤
くしながら、弱々しい声で振り返った。

 最後に会ったのは見舞いに行った3日前。監督としても活躍する津川が「次に作る映画に、兄貴も出て
もらうよ」というと、「よし」と返してきたという。

 「昨日までは元気だったのに」とあまりに突然の出来事に信じられない様子の津川は、「体、だいぶ弱
っていたんでしょうね。外見のみてくれと、中で浸透していることは別だったんでしょう…」としんみ
り。

 芸能界の先輩でもあった兄を「厳しい兄貴だったからね。ライバルだったし、目の上のたんこぶとして
君臨していてくれた」と振り返った。

 津川はマキノ雅彦名義で初めて映画監督を務めた06年の映画「寝ずの番」、2作目の08年「次郎長三国
志」と続けて長門さんを出演者として起用。09年に長門さんが愛妻を亡くしてからは兄弟愛はさらに深ま
り、互いに支え合ってきた。

 津川は「70歳を過ぎて、やっと仕事の中で協力し合える良い関係になっていたんだけど…」といい、
「頼りがいのない男ですよね。死に目に会えなかったし…」と、鼻をすすった。
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110522-00000500-sanspo-ent)