スタート地点変更で減速、グルジアの同僚は棄権

 冬の祭典オリンピックは開催されましたが、痛ましい事故も起きました。
グルジアのクマリタシビリ選手が公式練習中に壁に衝突した際、放り出され壁に激突し、死亡するという
事故が起きたのは皆さんもご存じかと思います。この事故を受けIOCは安全性を鑑みスタート地点を変更
することにより当初のスピードより減速するようにし、事故が起きた地点にも木製の壁を設置して対策を
取りました。
しかし、これって事故が起きる前でも対応できたことではないでしょうか。怪我や亡くなる方が出てから
では遅いです。今後も細心の注意を払って選手にはベストな状態でオリンピックに挑めるようIOCには
心がけて欲しいですね。

ではでは。ノシ

 国際リュージュ連盟(FIL)は13日、グルジア男子のクマリタシビリ選手が12日の公式練習で事故死した
ことを受け、男子1人乗りのスタート地点を女子のスタート地点に下げて同日の競技を実施した。女子1人
乗りのスタート地点も変更される。
 FILはこの日記者会見。事故原因は同選手の人為的ミスによるものとの調査結果を報告した上で、最高
速度が150キロを超え、高速と言われるコースの安全性に自信を示した。
 スタート位置の変更について、ロムスタド専務理事は「今、最も考慮すべきことは選手の心理面」と
説明。場所を高低差で30メートル下げることにより、最高速度は10キロ落ちるとし、雪の中で行われた
この日のレースでは最も速くて140キロ台後半にとどまった。事故があった最終16カーブの外側に木製の
壁を作り、表面も横滑りしないものに変更するなど、予防策も採った。
 この日は国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長もリュージュ会場を視察した。一方で、グルジア
男子のグレシドゼ選手は棄権して欠場。インドのケシャバン選手は「事故の光景がまだ頭に残っていて、
競技を楽しめない」と複雑な心情も吐露した。
参考(http://vancouver.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100214-00000058-jij_van-spo)
参考(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1417998.html)