戦後初の部屋取りつぶし 求められる綿密な暴力排除対策

 こればかりはどうにもしようが無いでしょうね。
木瀬部屋は閉鎖で北の湖部屋に合流することとなるようですが衝撃は大きいと思います。
スポーツ全般に言えますが何処かチラホラと暴力団の陰は見え隠れしているのは昔からですが、今や巧妙
になっているでしょうし、本人もチケットがよもや暴力団関係者に流れるとは思いもしなかったと思い
ます。ですが知らなかったでも済む問題でもありませんし、大相撲協会は厳格な判断を下したのかなとも
思います。ただ、何処まで防いでいけるかが今後の課題でしょうかね。

ではでは。ノシ

昨年7月の大相撲名古屋場所暴力団関係者が観戦していた問題で、日本相撲協会の理事会が下したの
は、関係した親方の部屋の事実上の取りつぶし。戦後では初めてという厳しい処分により、相次ぐ不祥事
からの決別へ、断固とした姿勢を示したといえる。

 「世間をお騒がせして申し訳ない」。理事会の処分を発表した武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は厳しい
表情でわびた。理事会では今回の事態を重大な問題とする意見が相次ぎ、木瀬親方については2階級降格
より重い「解雇」相当とする意見も出たという。

 協会が手をこまねいてきたわけではない。今回の暴力団関係者観戦の事実が昨年8月に明らかになって
以来、警察とも連絡を取り合って、反社会団体関係者の入場を禁止するなど再発防止の措置を執ってきて
いる。今回の問題では、結果的に暴力団関係者に“貸す”形となった、本来の席の持ち主6人について
も、すでに維持員の資格を取り消した。またこの日には、全部屋持ち親方を集めての、警察による暴力団
対策講習会も予定されていた。

 ただし協会の力には限界もある。夏場所中には大関琴光喜野球賭博に関与して暴力団員から恐喝され
ていると週刊誌に報道された。理事会には琴光喜も招集されて事情を聴かれたが、「本人が否定してお
り、それを信じるしかない」と八角広報副部長(元横綱北勝海)と、当面は処分の予定はない。

 チケット販売についても、「知人の知人」を通しての手配依頼などで暴力団関係者を排除しきれるか、
疑問が残る。協会には、より綿密な対策が求められている。
参考(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000618-san-spo)
参考(http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/100529/mrt1005291749002-n1.htm)